何個までなら、耐えられますか?
今日は、「数」(かず」の話をしたいと思います。
数といっても、数学のことではありません。「1つ」「2つ」と数える「数」のことです。
「なんで、数の話なんか持ち出すわけ?」
ネットサーフィンをしていると、、ことば(とくにナビゲーションメニュー)をたくさん並べているサイトを見かけるからです。
とにかく、サイト運営者側が「見せたい」と望んでいるありとあらゆる項目を、ズラッと並べてしまう・・・。
言葉の数が多いと、読む人はどう感じるか?
ここで、シンプルな原則をご紹介します。
- 並べる言葉の数が少ないほど、読む側は「ラク」になる
- 並べる言葉の数が少ないほど、メッセージを伝えやすくなる
- 並べる言葉の数が多いほど、読む側に「苦痛」を与える
- 並べる言葉の数が多いほど、メッセージを伝えにくくなる
もちろん例外もあるかもしれませんが、一般的には、この原則が成り立ちます。
ここで、ちょっと想像してみてください。
仮に、あなたが、化粧品の通販サイトを運営しているとします。
ある日、シャンプーを激安価格で仕入れることができました。
これなら、1本あたり驚きの大特価、98円でも売り出せる。
こりゃもう、サイトを訪れるお客さんにも、バーンとアピールせねば!
トップページからリンクを張って、お客さんを誘導しましょう。
さて、ところで。
この大特価シャンプーを紹介するページへのリンクを掲載するとしたら、以下のふたつの見せ方のうち、どちらのほうが、「クリックされる確率が高い」と思いますか?
見せ方【その1】
・シャンプー大特価!1本98円
・女優肌コットン 角質クリア
・ビジョンファンデーション<エアタイプ>
・ホワイトモイスチュアライザ
・アイリフトリヴァイブ
・マイクロエアリーパウダー専用パフ
・パウダリービジョンファンデーション
見せ方【その2】
・シャンプー大特価!1本98円
サイトにやってくる「お客さんの気持ち」を考えると、どちらのほうが読みやすいでしょうか?
逆に、どちらのほうが、読むのが「苦痛」(笑)でしょうか?
私の考えでは、【その2】のほうが、「大特価シャンプー」をクリックしてもらえる確率は高まるのではないか、と思います。
(もちろん、現実のサイトには他にも条件はありますが、ここでは単純化して考えます)
「シャンプーを安く買いたいと思っているお客さんなら、【その1】みたいにズラッと並べたってクリックしてくれるんじゃない?」
確かに、クリックしてくれるお客さんもゼロではないでしょう。
でも、かなり絶望的と思います(^ ^;)
なぜか?
ぜんぶ載せたら、ぜんぶ無視される!?
これ、実は、言葉の内容以前の問題なんです。
このように言葉がズラリと並んでいる「塊(かたまり」を見せられると、お客さんは、「うわぁ~・・・」と引いてしまうんですね。
読まされる側は、無意識のうちに、「こんなに読めねーよ・・・」とストレスを感じているわけです。
そうなると、内容どころの話ではありませんよね(^ ^;
このメニューのブロックそのものが、まるまる無視されてしまう危険性があるんです。
「そうはいっても、どの商品もイチオシなんだよ。全部掲載しないとダメなんだよ~!」
その気持ちも分かります。
でも、それは、あくまでもサイトを運営する側の都合にすぎないんですね。
こちらが見せたい情報を、全て掲載するのはかまわない。
ただ、ズラリと並べて「ハイ、これ全部読んでね」というだけでは、お客さんに読んでもらえる確率は低くなってしまう。
この点は、慎重に配慮しても損にはならないと思います。
もちろん、熱心なお客さん、あなたのサイトの「熱烈なファン」なら、ただズラリと並べられた言葉でも、ていねいに読んでくれるでしょう。
でも、サイトを運営している人なら分かるはず。
それほど熱心な固定客をつかまえるのは、実はメチャクチャ難しいんです・・・(^ ^;
とても大切な原則なので、もう一度くりかえします。
- 並べる言葉の数が少ないほど、読む側は「ラク」になる
- 並べる言葉の数が多いほど、読む側に「苦痛」を与える
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