サイト診断結果 - 「フォトサーチ」さん

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サイト診断結果 - 「フォトサーチ」さん

メルマガの読者限定で実施している、「あなたのサイト 無料診断!」企画。今回診断させていただいたのは、米国のストックフォト会社、「フォトサーチ」さんの日本語版サイト。診断レベルは【激辛】です。

→診断対象となるフォトサーチさんのサイトのトップページ(キャプチャ画像)

同社の田中さんから応募いただきました。次のようなお便りいただきました。

“弊社はアメリカの会社になるのですが、日本にあるストックフォト販売の他社様たちのサイトは、ここ数年で新しくされたりして、非常に綺麗に仕上がっています。しかし弊社の主なサイトデザインはもう4年ぐらいは変化がない状態となっております。
上司は特に問題ないと思っているようなのですが、どうしても説得してリニューアルができたらと考えてます。
いつもなおき様のメルマガやサイトをみて、見やすいサイトを学んでるつもりですが、今ひとつ決定的にどこが悪いのか、などが浮かんできません。”

ストックフォト。つまり、写真素材屋さんですね。

私も、以前は、Webデザイナーとしてストックフォト屋さんをよく利用していました。
なので、言いたいことは、けっこうたくさん出てきそうですよ~(笑)corbisなどの競合とも比較しちゃいます。

今回は、診断レベルが【激辛】でのご要望。では、ビジバシ辛口で診断させていただきます!

検索窓を、目立つ位置に置いてください!

いきなり細かいデザイン要素の話になりますが・・・
とっても大切と思うので、最初にお伝えさせてください。

次のことを、ぜひぜひ、ご検討ください。

画像検索用の検索窓を、もっと目立つところに、分かりやすく、ドカンと置いてください

【理由】
さっそく競合と比較しましょう(笑)
フォトサーチさんの競合である、corbis(コービス)のサイトを見てください。

検索窓、どこにあるでしょう?
ページを開いたとき最初に目を向ける位置に、ドカンと置いてありますよね。
とても目立ちますよね。

ここで、ちょっと考えてみてください。
なぜ、corbisのサイトのデザイナーは、検索窓を、こんな分かりやすいところに置いているのでしょう?
別に、すみっこの目立たないところに、ちょこんと置いたってよいですよね?
さて、そのココロは??

そもそも、デザイナーは、いくつかのストックフォト屋さんを「はしご」して写真を探します。

デザイナーの頭の中には、「お目当ての写真」のイメージがあって、そのイメージに合う写真を、それこそ、はいずりまわって(笑)探し回る。

「女性が赤ちゃん抱っこしている写真、ない?」
「女性が赤ちゃん抱っこしている写真、ここにもない??」

しかし、たいていの場合、イメージにぴったり合う写真は、いくら探しても見つかりません。
(私の個人的な経験から言うと、100点満点でドンピシャな写真をストックフォトで探し当てたことは、一度たりともありません)

「うぎゃあ~、写真が見つからない!・・・やばい!!」

デザイナーは、もだえ苦しみます。
もう、亡霊のようにもだえ苦しみます。
今日中にデザインを完成させなくちゃいけないのに、肝心のイメージ写真が見つからない・・・。
(この苦しみは、経験した人にしか分からないかも(笑)

そんなデザイナーがいちばん求めていること、デザイナーのニーズを、corbisは、しっかりくみとっている。
「ようこそ当サイトにいらっしゃいました。お目当ての写真が見つからなくて、大変でしょう・・・。はい、どうぞ、思う存分検索してくださいね♪」
その気配りから、検索窓を、目立つ位置に置いているわけです。
フォトサーチさんも、とくに難しい事情がなければ、検索窓を、訪問者が見つけやすい位置に置いてあげてはいかがでしょう?

色使いには、はっきりした意志とメリハリを!

サイト全体のトーン。
「黒々(くろぐろ)としてるなあ」という印象を受けました。
意識的に黒色が使われているので、フォトサーチさんの心を表すテーマカラーは、サイトを見る限り、必然的に「黒」ということになります。

ところで。

なぜ、黒色を採用されたのでしょう?
何かしら明確なコンセプト、ブランディングの意図から、「黒」を選ばれたのでしょうか?

まず、サイトのロゴが真っ黒で、その下部の、電話番号などの表記も真っ黒。
ページヘッダの背景も同系のグレーだし、グローバルナビゲーションの帯の背景色も、真っ黒。
もちろん、本文のテキストも真っ黒。
真っ黒だらけで、全体が、ノッペリした印象を受けてしまいます。

ノッペリしているということは、目線を引く要素が無いということ。
情報が「色」で視覚化されていないから、どこに目を向けてよいのか分からない。

色の選択はもちろんですが、色の配置や濃さのメリハリをつけることで、サイト全体の「活気」(エネルギー)に雲泥の差が出てきます。

色使いでは、日本のimagenaviのサイトが参考になるでしょう。

とにかく、色の選択というのは、メチャクチャ大切です。
とくに、ストックフォト屋さんのようにクリエイティブなイメージが重視されるサイトであれば、なおさらでしょう。

配色の重要性については、私のサイトの過去記事「配色が、あなたのホームページの「ココロ」を物語る!?」も参照してください。

色を「なんとなく」で選ぶのは危険です。

もし、フォトサーチさんのサイトをリニューアルする場合。コンセプトをデザイナーさんにしっかりと伝えて、そのコンセプト通りの色を選んでもらえるよう、強く依頼してください。
「なんとなく」で配色を決めてしまわないよう、じゅうぶんに留意されることを強くおすすめします。

一等地で見せるべき情報は?

上述の検索窓の話とも少し重複しますが、フォトサーチさんのサイトの「一等地」で見せるべき情報について、私なりのコメントを述べさせてください。

(※私は、ストックフォト業界については素人です。あくまでも、第三者の意見として聞いていただければと思います)

フォトサーチのトップページを開くと、いちばん左上の一等地(=訪問者の目線が集中する位置)に、「ロイヤリティーフリーのブランド」の一覧が掲載されています。

このブランド一覧、フォトサーチのお客さんが、いちばん見たがっている情報でしょうか?
言い換えると、このブランド一覧表は、フォトサーチにとって、いちばんの収入源になる情報でしょうか?

私が見る限り、私が知っているブランドは、この一覧の中にはほとんどありません。
例えば、「Big Cheese Photo」と、「PhotoAlto」の違いが私には分かりません。
・・・というか、ブランドの数が多すぎるし、文字サイズもすごく小さいので「クリックして見てみたい」という衝動もあまり起きませんでした・・・(^ ^;
初めて名前を聞くブランドを、かたっぱしからクリックして見ていくのは、ちょっとツライ作業です・・・。

どちらかというと、私が興味をひかれたのは、ページ右側の、あまり目立たないところに掲載されている、↓下記のコピーのほうです。

「ImageSourceの写真・CD素材集\99,000円以上購入で、iPod Shuffleをプレゼント!」

少なくとも私は、名前も知らないブランド一覧よりも、iPod Shuffleが当たるキャンペーンのほうに興味があります。

ここで、ちょっと考えてみてください。

以下の(1)と(2)のうち、どちらの情報を、一等地に置いたほうがトクでしょうか?

  1. ずらっと並んだブランド一覧表
  2. プレゼントキャンペーン

訪問者にとってトクとなり、結果としてフォトサーチの売上にも結びつきそうなのは、どちらの情報でしょうか?

もし、フォトサーチさんのほうで、何かしら特殊な事情がないのであれば、訪問者の興味をひく情報、アピール力の強い情報を、目立つ位置にもってくることを、強~~く!おすすめします!!

あと、細かい点を3点ほど

●「フリー商品」という表記について

この言葉を最初に目にしたときに、「ロイヤリティフリー」なのかな・・・とちょっと迷いました。
ストックフォトのサイトさんなので、「無料」なのか「ロイヤリティフリー」なのかを、何らかの形で明確に表示されたほうがよいと思います。

●リンクが分かりづらいです!

画像サムネイル一覧の閲覧画面で、「ライトボックスに追加」や「次へ >>」など、重要なナビゲーション要素のリンクが、文字色が黒なので、非常に判別しづらいです。
逆に、「RF ロイヤリティーフリー」など、リンクではない文字が青色になっていて紛らわしい。
ストックフォトなどのように「探す」アクションがメインとなるサイトでは、当然ですが、「探しやすさ」「使いやすさ」が生命線です。
リンクの使いやすさは、それこそ命がけで(!?)徹底してください。

「リンクを制する者は、Webを制す!?」

●文章エリアのデザインについて

文章のテキストが、キツキツにつまっていて、全体的に読みづらいです。
中央揃えが多いのも、ちょっと気になりました。
スタイルシートで行間に余裕を持たせる、余白をきちんとあける、箇条書きを活用する・・・などなど。
基本的なデザインマナーを、いまいちど見直してください。

「ウェブデザインの基本マナー」

以上、フォトサーチさんのサイトを診断させていただきました!

ストックフォト屋さんは、私自身が、Webデザイナーとして使わせていただいた経験もあり、ちょっと熱が入ってしまいましたが・・・(^ ^;

フォトサーチさん、収納されている画像のストックは膨大な量なので、サイトの使い勝手をさらに改善すれば、新たなネットビジネスの展開も見えてくるのではないでしょうか!?
私だけではなく、他の専門家のアドバイスや、実際のお客さんの声も参考にして、
ぜひリニューアルを成功させてくださいね(^ ^)
競合ライバルをぎゃふんと言わせるような、めちゃくちゃ使いやすい、探しやすい
ストックフォトのサイトになりますよう~

それでは、田中さんとフォトサーチさんの益々の発展をお祈りして、診断のシメとさせていただきます。


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