色使いで、「意外な」コントラストのインパクトを与える作戦
ちょっと奇妙な例えかもしれませんが、以下の文字列を見てみてください。
青、青、青、青、青、青、青、赤、青、青、青
パッと見た時の印象はどうでしょう?
「青」と「赤」、どちらのほうがインパクトが強いですか?
コントラストの原理 - ひとつだけ「違う」と、良くも悪くも目立てる
大抵の人にとっては、「赤」のほうが気になるはずです。
たぶん、「なぜ、青なの?」と思う人よりも、「なぜ、赤なの?」と思う人のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか。
では、なぜ、「青」よりも「赤」のほうに注意がいくのか?
大多数が青なのに、赤が一個しか無いからです。
見慣れたパターンの中に突然「いびつ」なものが出てくると、人は必ず過剰に反応する。
この知覚の法則は、Webサイトのデザインにも応用できます。
例えば、「IT関連企業」のWebサイトを想像してみてください。
今は少し減ってきたかもしれませんが、青っぽい背景色に、ネットワークのようなデジタルチックな(笑)写真やら、握手をしているビジネスマンの写真やらをコラージュして載せているサイトが、相変わらず多いですよね(^ ^;
平たく言えば、「どこの会社も一緒」
「いろいろな会社のサイトを見て回っているんだけど、み~んな同じように見える」
「それなりにカッコイイんだけど、違いが分からん・・・」
訪問者は、無意識のうちに、そう感じるはずです。
(当サイトの読者であれば、すでにご承知と思いますが・・・「他と一緒だね」と思われてしまったら最後、無視される/素通りされる危険性が非常に高くなります)
しかしその中で、一社だけ、明るい赤色をダイナミックに用いたサイトがあったら、どうでしょうか?
訪問者は、アクセスした瞬間にビックリするでしょう。
青、青、青・・・と延々続く「マンネリ」パターンの中では、突然飛び出してくる「赤」は強烈な刺激になるからです。
「なんじゃこりゃ!???」
ビックリした訪問者は、その後、どんな行動に出るでしょうか?
そうです。ページの内容を「マジメに読んでくれる」のです。
とくに多数の競合サイトがしのぎを削るジャンルでは、一見さんの訪問者に自分のページをキチンと読んでもらうことは、非常に難しい。
訪問者からすれば、他にも見るべきサイトはたくさんあるからです。
一サイトあたりの訪問者の滞在時間がどんどん短くなっている状況の中で、「流し読み」ではなくマジメに読んでもらえるのは、非常に強力なアドバンテージ。とても有利。
同じような配色のサイトが同ジャンルに多ければ多いほど、「意外な」色使いでデザインすれば、訪問者の興味を引きやすいのです。
大多数のサイトと、敢えて違うイメージを打ち出す。
いわゆる「逆張り」作戦ですね(^ ^)
※注意!
いくら「意外性」があるからといっても、色使いはやはり慎重にコントロールする必要があります。
やりすぎは、当然ですが逆効果。
「悪趣味」で嫌われてしまうだけの可能性もある(笑)ので、この作戦を決行するときには、くれぐれも慎重に、綿密にシミュレーションをしてから!
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