海外のファッションサイトのデザイン 大研究!
今回は、研究するサイトのテーマをしぼってみましょう。テーマは「ファッション」。
セレクトショップやブランドのサイトは、その性質上、ユニークであったり、オリジナリティの高いデザインのものが多い。
(必ずしも、奇抜であることが良いとは限りませんが・・・)
Webページという非常に制約の多いメディアで、デザイナーの職人技、シャレ心が炸裂します!!(←いつになく熱い ^ ^;)
●Barneys New York
日本にも路面店を展開、大人気のショップ「バーニーズ・ニューヨーク」
私はNYの本店にも足を運んだことがあるのですが、並べてある品数(しなかず)が思ったより少ない。
「量」よりも「質」を重視する姿勢をひしひしと感じました。
Webサイトにも、そんなポリシーがシッカリと反映されている。
例えば「SHOPPING」配下のページを見てみてください。
罫線など、デザインに使われている要素がとても少ないですよね。
左側のナビゲーションメニューの処理も実にシンプル♪
本当に見せる必要のある要素が考え抜かれていて、「見やすい」「気持ち良い」「オシャレ」と三拍子そろった、秀逸なサイトと思います。
●GUCCI
知らない人はいないでしょう。「グッチ」のサイトです。
トップ全面に、イメージ写真がドカンと・・・。
これ、写真に相当な自信が無いと出来ないレイアウトです。非常に訴求力のある写真です。
例えばこのサイトを見て、「うわ~、オシャレ!私のサイトでも、写真をでっかく載せよう」とスグにマネするとヤケドします(笑)
- かなりクオリティの高い写真であること
- ブランド名自体がすでに知られたものであること
上記の条件を満たさない限り、このような大胆なレイアウトは難しいです。
「なんとなくキレイな写真」で同じことをやると、中途半端で、かえって逆効果になるのでご注意(^ ^;
●Folli Follie
ギリシャ発、バッグや時計が好評のブランド「フォリフォリ」
このブランドのテーマカラーはオレンジなのですが、サイトでも、「これでもか!」というくらい、
オレンジしか使っていません(笑)
少し注意深くデザインを見てみましょう。
ページのデザインはとてもオシャレなのですが、このサイトでも、レイアウトする要素は最小限に絞られていますね。
罫線も、大きく囲まれたものだけ。サブナビゲーションのメニューも、本当にテキストのみ。
ページ下部のグローバルナビゲーションに注目してください。
それぞれのメニューのヨコに、アイコンが付いていますよね。
このアイコン、パッと見ても意味が分からないのが少々難点ですが、デザインとしては、非常に重要な「スパイス」になっています。
もし、仮にこのアイコンが無かったら・・・?
サイト全体のムードは断然つまらない、ノッペリしたものになってしまうでしょう。
このようなアイコンのデザインこそが、
デザイナーの力量が大きく問われる部分なのです。
以上、海外のファッションサイトを見てみました。
どのサイトも、構成はとてもシンプルですよね。
なのに、存在感があって、目を楽しませてくれる。ベテランデザイナーの職人芸と思います。
ここで、一点、気をつけなければならないことが・・・。
これらのサイトは、ネットで製品が売れることをほとんど期待していません。
目的は、あくまでも「ブランディング」なんですね。
ブランドのムード、雰囲気を伝えることこそが最大のねらい。
例えば。
いずれのサイトもFlashをベースに構築されているので、検索エンジン対策はハナから無視していることが分かります。特定の商品のページをブックマークすることもできない。
なので、一般のネットショップがこのようなサイトの構成をそのままマネると・・・?
「売上がサッパリ立たない!!」という非常事態になります(笑)
私たちは、このようなシャレたサイトを作るデザイナーの「シャレ心」のほうを、参考にしてみましょう(^ ^)
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