「メタファー」(隠喩)の考え方とは?

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「メタファー」(隠喩)の考え方とは?

メタファーという言葉。ウィキペディアの定義では、「隠喩(いんゆ)、暗喩(あんゆ)ともいい、言語表現における修辞技法のひとつ」と定義されています。

「で、そのメタファーとやらが、ホームページのデザインと何の関係があるわけ?」

関係は大ありです。

多くの訪問者が共通して抱いているイメージ=共通認識を効果的に利用することで、
ホームページのメッセージ、機能を、より具体的に、直感的に訪問者へ伝えることが出来るのです。

こんな画像を見たら、あなたも「何か」を連想しませんか?

「メタファー」を活用した代表例が、アイコンのデザイン。

例えば、ブログや掲示板などで、よく「エンピツ」のアイコン画像が使われているのを目にしませんか?

エンピツのアイコンは、例えば下記のような行動を促すために頻繁に使用されます。
「コメントを投稿する」「掲示板に書き込む」

ところで。
なぜ、「エンピツ」の絵なのでしょう?

なぜ、「エンピツ」の絵を見ただけで、多くの人が「あっ、ココに"書き込む"んだな」とピンと直感的に分かるのでしょう?

エンピツは、そもそも「(自らの意思で)何かを書く」ためのもの。
これ、大勢の人が持っている「共通認識」ですよね。
おそらく、全世界の大多数の人が、同じイメージを連想すると思います。

この「共通認識」があるからこそ、エンピツの絵が「メタファー(=例え)」として活きてくる。

「ココに書き込むんですよ~!」
「あなたが何かを入力できるんですよ~!」
訪問者に、何かを入力してもらいたい。
コメントが書き込めることを、分かりやすく伝えたい。

そんなときに、エンピツの画像が、強力なメッセージ伝達ツール(?)の役割を果たしてくれるわけです。

写真やイラストのメタファー

百聞は一見にしかず。
マイクロソフトのトップページを開いてみてください。
ページ上段の右側部分、3つの大きなメッセージ枠のうち、右下に注目~!

「2月のセキュリティ更新プログラムを適用してください」
この文章の左側に、錠前(カギ)の写真イメージがあります(※この記事は、2006年2月当時にメルマガに書いたものです。今は別のイメージに変わっています。。)

なぜ、「錠前」なのでしょう?
なぜ、このページを制作したデザイナーは、ココに錠前の写真なんぞ、載せているのでしょう?

その理由も、メタファーの考え方を知っていれば推測できますね(^ ^)

「ガッチリとロックされている!!」
「錠前」の写真を見れば、大半の人は、このようなイメージを連想すると思います。

これも、万国共通の共通認識ですよね。
このページのデザイナーは、その「共通認識」を、セキュリティのメタファーとして活用したわけです。

「セキュリティ、本当に大切ですよ!」
「あなたのパソコンのデータにも、キチンとカギをかけて守りましょうね」
錠前の写真が添えられていることで、このようなメッセージがガツン!と伝わってきますよね(^ ^)

あなたのサイトでも、メタファーを応用できる!?

以上、「メタファー」という考え方を、簡単にですが書いてみました。

この「メタファー」、突きつめると本当に奥が深いです。
奥が深いうえに、かなり難しいテクニックでもある(^ ^;
本当の意味で「メタファー」を自由自在に使いこなせる人は、一人前のグラフィック・デザイナーだと思います(もちろん、私なんぞは問題外ですよ・・・^ ^;)

でも、基本的な考え方を知っているだけで、だいぶ違うはずです。

もし、あなたのサイトでも「メタファイー」を活用したければ、メジャーなソフトウェアの操作画面や、ポータルサイトで使用されているアイコンなどを参考にすればよいのです。

「あっ、このアイコン、意味が伝わりやすいな~!」
「この写真、文章メッセージを上手くサポートしているな~」
そんなデザインに出会ったら、メモしておく。

似たようなデザインのアイコンを、フリーの素材集で探してくるのも、ひとつの手でしょう。
(※そのままパクるのはご法度ですよ!くれぐれもご注意~)


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