フォントサイズは大きめに!
フォントサイズは小さいほうが、確かに「見てくれ」はカッコイイ。これは認めます。しかし目の疲れたユーザーにとっては、極小フォントのページを読まされるのは拷問以外の何物でもありません。
未だ増え続ける極小フォントサイト
ヤコブ・ニールセンを筆頭に、Webサイトの使い勝手を専門的に研究する人々が口をすっぱくして何度も警告しているのにも関わらず、いまだに小さなフォントをメインに使っている商用サイトを頻繁に見かけます。
正直に言えば、私もフォントを小さくしたくなる気持ちは、分からなくもないです。
グラフィック・デザインの観点からすれば、フォントは小さいほうが洗練されて見えるのは事実。
しかし・・・しかしです!!
私の数少ない経験からも断言できますが、大多数の商用サイトにとって極小フォントは百害あって一利なしです!
ユーザーが求めているのは「情報」
例えば、あなたご自身のことを考えてみてください。ネットを利用するいちばんの目的は何でしょうか?
ごく一部のグラフィック・デザイナーを除けば、ほとんどのネット利用者のいちばんの目的は「情報収集」のはずです(参考:Yahoo!Japanアンケート結果)
私自身、ある日、SEOに関する情報をネットで延々探している時にハタと気がつきました。
「自分が注意を集中しているのはページ内の文章。デザインがクールかどうかなんて、ほとんど気にしていないじゃん!」
さらに、フォントが小さいページは「カッコイイ」どころではなく、単に読むのが苦痛なだけで、ひどくイライラさせられることにも気づきました。
自分がWebページをデザインする時は小さいクールなフォントを使って得意気に(笑)なっていたクセに、いざ自分がネットで情報を探す立場になると、フォントの小さいページを積極的に避けていたのです。
なんという自己矛盾・・・お恥ずかしい(^ ^;
それでも、あなたは小さいフォントにこだわりますか?
私は、視力はそんなに悪いほうではありません。
両目とも、1.0弱はあります。
しかしそんな私でも、ネットを見続けると目が疲れ、視界がボヤケて文字を追うのが辛くなるんです!
こうなると、視力の悪い方には、なおさら苦痛でしょう。
ここでも、「嫌われないWebデザイン」の原点を振り返ってみてください。
もしあなたのWebサイトを多少なりとも利益に結びつける必要があるのであれば、目の疲れたユーザーの気持ちをいちばんに尊重したデザインが確実に無難です。
極小フォントでも許されるサイトとは?
一般的な商用サイトで極小フォントを使うとユーザーに嫌われる危険性がかなり高くなりますが、逆に小さいフォントでも別にかまわないのでは?と思えるサイトもあります。
例えば・・・
- Webページの画面全体を芸術作品ととらえ、文章の情報よりも「グラフィックとしての」デザインを見せたいと考えているアーティストのサイト
- 「洗練されたイメージ」を少しでも損ねることが絶対に許されない高級ブランドのサイト
- 「極小フォント愛好会」のサイト(そんなのないか・・・^ ^;)
・・・と、こんなところでしょうか。
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